就職活動の思い出
「自己PRしてください。」
就職活動するにあたって、何度も何度も考えさせられた。
自分を客観視することは得意なつもりなのに、PRとなるとどうして良いか分からない。
自己PRって何?
インターネットで調べてみた。
「自己PRとは、企業に対して自分の良いところをPRすること。
何を学び何を考えどのように成長したのか、それを仕事にどう活かしていけるのか説明できることが大切です。」と書いてあった。
さあ、大変!これまで自分のしてきた行動に意味をもたせなければ!
成功体験の多い人はいいけれど、失敗ばかりしてきたわたしは、果たして仕事に活かせるようなことを学んできたんだろうか。
圧倒的に不安になった。
そんなある日、親友と長電話をした。
「中高生の時によくテストあってたじゃん?
周りの友達なんかすっごいよくできたなんて言ってる時に、自分は出来が悪くて落ち込んでたりしたんだけど、ふたを開けてみると、わたしのほうがずっと点数が良いってことが結構あったんだ。
それってなんでかなぁって考えてるんだ。」彼女は言った。
なんだか、すごくわたしと似てる。
わたしもいつもテストが出来なかったって嘆いてて、そこそこ点数取れてるタイプだった。
きっと自分の中のハードルが高いんだ。
だから人と同じことをしても満足できない。
今回もそうなのかもしれない。
わたしにとって何でもなく思うことでも、もしかしたら他人にとってはすごい経験になり得るのかも。
ちょっとだけハードルを下げて、自分が頑張った経験を見つけよう!
そんなことを思ったのを、ふと思い出した。